.FatalReal

基本,健忘録兼日記。 たまに思っている事とか。

[Links]

[ 俺の血は何色だ日記 ]
自殺が減らないって話がある。
そもそも日本人が,(先進国の中で)異常に自殺者が多い背景には,

1.一度脱落したら復帰が困難
 と言うか,事実上不可能

2.自殺に宗教的な背徳感がない
 それ所か,切腹は名誉の死扱いだった歴史もあるし

3.死人に口なし
 都合の悪いことは全て死者のせいにする風潮がある
 [ [ 前に書いたコピペを参照(下の方です) ] ]

と言った点があると思う。
特にリンク先ではセーフティネットの事を言及しているけど,個人的感覚には

「勝手に無茶して失敗したヤツを,どうして救う必要がある?」

と言う思いがある気がする。
これは,以前サンデル教授の授業でも扱っていたフリーライドの話に近い。
確かこんな話。

「うちは大丈夫」と火災共済に加入していない人がいる。
いざ火災になり,その人の家に火が燃え移りそうなときに,町の消防団は見ているだけで,消火活動をしない。
理由を聞くと
「共済会会員の家に火が燃え移らないかを監視している」
とのこと。
困った男が,今すぐ火災共済に加入したいと申し出ても,拒否される。
その理由は,
「日頃共済会費を負担せず,いざ危機が迫った時に加入を許可すると,誰もまじめに共済会費を支払わなくなるから」
と言うもの。

確かに納得出来る。
システムとしての是非はともかく,納得出来る理由だと思う。
(本来日本の年金制度もこうある(加入・非加入を個人個人で選択できる)べきだと強く思う)

それと同じで,セーフティネットとは,いわゆる失敗者を救うシステムで,それ自身は必要だと思う一方,実際それらを利用する人間は,このフリーライドに近い人達がほとんどになるであろう予想もつく。
それは,年末の年越し村に大挙する,労働拒否者達の群れを見ても,そう思う。

セーフティネットが完備されると,「無茶をしても救ってもらえるから」と無責任に特攻を繰り返す人種が現れるのは眼に見えている。
そういった意味では,セーフティネットこそ,件の火災共済の様なシステムがふさわしいと思うし,それは失業保険と言う形で実装済みだ。

ちょっと前のベーシック・インカムの話でもあったけど,月20万なら20万で,10万なら10万で生活して,働かない人間(フリーライド)は出てくるし,決してそれは少ない数ではないと思う。
そういう人間に対する,怒りは,好きでもない仕事を毎日コツコツこなしている数多くの労働者達の中にどす黒い火種の如く燻っている気がする。

セーフティネットと安易に叫ばれる昨今,真面目にこのシステムについて考えている人間は,そもそも思想がダメだし,公平なセーフティネットを考えられる思想・能力なる人は,そもそも提案しないと思う。
故に,この国においては恒久的にセーフティネットは完備されず,それに絡んだ自殺者も減りはしない。
…と思う。

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