.FatalReal

基本,健忘録兼日記。 たまに思っている事とか。

どこにでもある話

[ 東京電力にみる、社長と会長の奇妙な関係 (1/3) ]

 勝俣会長は代表取締役が付いている以上、発言力は強く、清水社長をおそらく“部下”として使っていたのだろう。
 社長に起用したのも、今回辞めるように促したのも会長である可能性が高い。
 社長と会長による、権力の2重構造になっていたのではないか

こう言う権力の二重構造は,オーナー会社だと多々ある気がする。
と言うか,そうなる必然性がある。


 どこの会社も上に立つ者は自らに責任が及ばないようにルールなどを常にあいまいにしておくもの。
 そして、下の者をいいように使っていく。
 それに大多数の人は、拒絶の意思を示さない。
 こうして日本企業は問題の本質を残し、形を変えて同じことを繰り返していく。

本来,権力には責任がついて回るが,「責任は取りたくないけど権力は欲しい」と言う,究極の無責任な願望を叶えるための手段が,責任の曖昧化だと思う。
そもそも責任の所在を決めるべき人間が,責任を取りたくないわけだから,責任の所在なんて制定するわけがない。

政治家たちが,自らを縛る法律を決して制定しないのも同じ理由。

そして,責任が曖昧であるということは,権力の及ぶ範囲も曖昧で,結果,命令系統は確立できず,組織の体をなさない。

紹介されている例を見ると…

 会長は社長の父親であり、息子の経営に何かと口を出していた。
 双方で口論になることが日常茶飯事であり、部長ら管理職は2人から仕事の指示を受ける。
 指揮命令系統が混乱することで仕事の量が増えて、困り果てていた。

 私が問題視するのは、担当する職務の役割や権限と責任があいまいであることだ。
 これは役員だけでなく、例えば部長と課長、課長と課長補佐、課長補佐と主任などにも言える。
 非管理職の間でも、それぞれの役割や権限と責任がはっきりしないことがある。

組織ならば,上司は常に一人。
二人以上から指示を受ける事はあってはならない。
しかし,組織のトップがそう言った基礎的な原則すら守れていない場合,最悪の状態を招く。

これは,あの学級会みたいな記者会見を繰り返す,無能の集合体である東電や,学芸会以下の茶番を繰り返す民主党だけの話ではなく,この日本全体に蔓延する特有の病気みたいな物だと思う。

そしてこの問題の根幹原因は,権力を手に入れた人間の「曖昧蜜だけ吸い続けたい」と言う,誰しも持っているドス黒い欲望から染みでる膿見たいな物で,「皆やっているから」「政治家だってやっているから」と下衆な言い訳を繰り返してきた,その時代その時代の老害達が残した老廃物なのだと思う。

彼等は正に若い人間の生き血(やる気)を吸う,現代の吸血鬼なのだとも思う。
(血を吸われた若者は,歳を経て同じ吸血鬼になる)

全くもって嫌な世の中ですが,この現実を直視して生きて行くしか無いのも事実。
悲観ばかりはしてられません。
自らルールを作れる強者のいる社会で,どう生きて行くか。
エネルギーを使って会社の構造を替えたとして,では,日本全体とはどう付き合うか。
(そもそも,会社の構造を是正する為にエネルギーを消費する価値があるのか…)

ぶっちゃければ,誰しも権力の二重構造とか,命令系統の混乱とか,権限と責任の明確化とかなんて,自分に被害がなければどうでも良くて,知りたい事は「その社会を上手に渡っていく方法」なのだと思う。

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